高美濕地
先々週ぐらいに日本から友人が来たのですが台湾は初めてではないとの事で、台北の観光は一通り経験済みだったので、変わり種でどこかニッチな所に行こうとなり、台中にある高美濕地という湿地に行きました。
私は名前も聞いたことなくて(全然何も知らない人)事前に調べたら、いわゆる「映え」系スポットで、インスタ映えが大好きな台湾の人々にはウケそうな凄まじい夕陽が見れるとの由。
湿地なのでみんな桟橋から裸足で入って、ウユニ塩湖のように空が水面?に反射するのでそれはそれは鏡の世界のような不思議な写真が撮れる・・・ということで期待大!!!!で行ったのですが、結論から言うとウユニ塩湖は言い過ぎちゃうんかなと思いました。笑
最高に曇天。そして本当にただの湿地。
あとこれは私達の自業自得なのですが、出だしが遅く現地に着いたのが夕方5時過ぎ、その日の日の入りは5時15分、ちょっと到着が遅かったのです。そして当日曇りだったため、上の写真はちょうど日の入り直前か???ぐらいの時なのですが、スーパー曇天すぎて日が沈んでるのかまだ上ってるのか分からなかったです。もう少し早く、かつ晴れてる日に行ってたら、沈みゆく夕陽を楽しめたかも…。
とはいえ台中は最近空気汚染が酷く(仕事でしょっちゅうこの辺に行ってるので尚更よく分かるのです)、晴れてようが曇ってようがなかなかのスモッグが立ち込めていることが多く、正直インスタ映えで騒いでる場合でもなかったりします。大変ですね。
一応日本から来た友人にも何か来た甲斐があったと思ってほしい…と思い、いや焦り、もう少し綺麗な風景は現れないか?!と夜まで粘った結果、ちょっといい感じの写真が撮れました。
でも残念ながら鬼の加工済みです。加工しなくても、真っ暗の中で風力発電がズラッと並んでる中、飛行機が飛んでたりするのはなかなかエモかったのですが。まあ、特にお勧めもしないしリピートもないな…という…。(観光地のリピートってあるのかな笑)
帰りはバスがあるのか分からず、タクシーも走ってないのですが、たまたま歯が抜けてる怪しげなタクシードライバーが話しかけてきたので運賃交渉して台中駅まで乗せてもらいました。往路に台中駅から乗ったまともなタクシーがメーターつけて走った時は1100元ぐらいで、復路のタクシーはメーターが逆に信用ならんと思い、1000元ピッタシで帰ってもらいました。うまく交渉できたと思います。
結局この日の収穫は湿地の美しさよりも怪しいタクシーと値段交渉できる程度には中国語が話せるようになったという自信を得たことですね。何しに行ったんでしょう。