修善寺BBA旅行
転職してからあっというまに半年以上過ぎたものの、そのほとんどがリモートワークという、1年前は到底想像もつかなかった生活になってしまいました。
いつ収束するのかなあと不安な気持ちも朧げにありつつ、この環境でやれるだけやってくしかないんだなあと半ば諦めというか開き直りのような気持ちもあるので、あまり閉塞感はありません。仕方ないしね。
とはいえ、緊急事態宣言が出る前よりリモートワークが始まっていて外界との接触をその辺の人たちよりもかなり早めに遮断していたことも相まって、いよいよ緊急事態宣言が発令された時は外に出たらまじで死ぬ・・・!!!とただならぬ危機感を以て超超超真面目にステイホームしていました。本当に2月くらいから6月まで約4ヶ月ひたすら家に引きこもり除菌と自炊とあつ森に励む日々。今思うとよくあんな生活できてたな…と自分で自分を褒めたい…。
そのあと解除され、6月より徐々に出勤するようになり、色々な出勤形態を試した結果今のところ週の前半出勤+後半在宅で落ち着いています。ぼちぼち友達とご飯も行くし、流石に狭いバーとか、知らんおっさんお兄やんと隣り合わせでギュウギュウ詰めの居酒屋とか、そういうところは避けていますけど、まあでもだいぶ普通の生活に戻っているというのが正直なところです。やっぱり出勤し始めて外界との接触を再開したことで、心理的なハードルがだいぶ下がったなと我ながら思います。
個人的にはあの緊急事態宣言の時みたいに一生引きこもり続けるのは違うと思っていて、マスクを着けながら、混み合った店には行かず、ジジババとの接触は避けつつ、普通に経済活動をしていくのが正というか、正とまでは言わずとも、最善なのでは?と思います。
存在するだけで、すれ違うだけで空気感染するような、そういう誤認識が一番問題だと思っていて、それこそ周り2〜3メートルにだーれも人がいない公園のど真ん中とかでもマスクをする必要があるのか?というとそれはNOだし、仮にそういうところでマスクを外している人がいてそこに目くじら立てて騒ぐことこそ愚の骨頂だと思うわけです。
ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、とりあえず(マスクは必須だけど)普通に生活してまーす!!!わし、元気やで!!!と言いたかったのです。
本題に入りますが、このコロナ禍で海外旅行に行けず(本当は今夏ベトナムに行くはずだった)、旅行に行きたいよおおおおおおと友人と騒いでいたので、修善寺に行ってきました。修善寺・・・まるで不倫旅行のようなチョイス・・・。噂のGo To キャンペーンはアテにしていませんでしたが、なんだかんだで還付されるらしくラッキー☆
関東に住んでいるのにほとんど1回も関東小旅行をしたことがないまま早5年程経っていたので、今回こういうきっかけ?で近場の良さを発見できて良かったです。
ずっと気になっていた踊り子号で。7月でしたが、車内は当たり前にガラガラ。でも宿自体は結構空きがなくて焦りました。みんな旅行に出かけてるんだか自粛してるんだかよくわかりません。(人のこと言えない)
結構直前に思いたった旅だったので、コスパ良さそうな宿が空きなく、やむなく(?)奮発して菊屋さんに泊まりました。かの夏目漱石も静養で訪れていた歴史ある旅館です。
私がわざわざ言うまでもなく、周りには特にこれといったものも無いので笑、竹の小径をプラプラしたりお土産屋さんを覗いたり、それっぽいお食事処で蕎麦を食べたりのんびり過ごしました。まじ不倫旅行。
旅館は部屋食でこそありませんでしたが、ソーシャルディスタンス取りつつレストランで素敵なご飯が出てきて大変満足した次第です。久しぶりにこんな上品なご飯食べた・・・・・。
あ、そういえば勿論修善寺も行きましたよ!!!知らなかったのですが、曹洞宗のお寺なのに表に弘法大師(空海=真言宗)の像が立っていて、不思議なのですが、よくよく調べると元は真言宗のお寺として開かれたものの鎌倉幕府のプレッシャーで臨済宗に改宗させられ、その後戦でボロボロになってしまったところを曹洞宗のお坊さんたちが助けてくれた経緯で曹洞宗になった・・とどこかで読みました。大変興味深い。お寺も大変ですね。(他人事)
もう1回来たい!というほど何があるというわけでもないのと、我々まだ20代でエネルギー満ち溢れてるというか、いや満ち溢れてはないけど、そこまで落ち着く歳でもないというのもあって、まあここはまた60歳くらいになったらまた来ようか…と思いました。誤解なきように言うととても落ち着いてて、熱海とかとはまた全然違う渋みがあって素敵なところなんですよ!笑
夏っぽい思い出の一つくらいできて、よかったかな?(〆になってるのか)